僕は、作業療法士として働きながら大学院の修士課程に通った経験があります。
作業療法士の方の中にも研究をやるために、大学院に行ってみたいという方が
いらっしゃると思うので、今日は大学院に入学するまでの過程をご紹介したいと
思います。
1指導教員を選択
まずは指導してもらう指導教員を決めないといけません。
HP等で教員が何を専門としているか調べて、自分の専門に合う教員を見つけます。
教員が見つかったら、その教員に指導して頂けるかメールや電話で確認を取ります。
教員によっては、勤務先を変更予定で、指導出来ない場合もあるので必ず確認します。
2研究志望書を書く
教員が決まったらこういう研究がしたいという大まかな概要や志望理由を研究志望書(A4用紙1枚)に書きます。
そして書いたら指導教員にチェックしてもらい、受験志願書とともに提出します。研究
志望書や受験志願書は大学院の学務でもらうことが出来ます。
ちなみに受験料は国立ならば3万円かかります。
3入学試験
次に入学試験を受けます。大学院によって科目は違うと思いますが、僕は受けた科目は英語、小論文、専門知識を問う試験、面接でした。
① 英語
英語は辞書持ち込みありで、長文読解問題でした。センター試験レベルの英文でした。
辞書は紙の辞書しか持ち込めないので、練習をしておく必要があるでしょう。
② 小論文
A3用紙1枚に指定されたテーマについて書いていきました。いかに論理的に書くことが
出来るかを問われている気がします。
③専門知識を問う試験
僕は受験当時、大学生だったので、この試験を受けないといけませんでした。
作業療法士の資格を既に持っている人は受ける必要はありません。
問題自体は指導教員が出すため、試験範囲等は教えて貰えます。
④面接
志望動機等を問われました。
僕は大学からそのまま大学院に進んだため、先生方とも顔見知りであり、
やんわりした雰囲気で行われました。
合格発表
しばらくすると合格発表があります。大学にも張り出されますし、
インターネットにも掲載されるはずです。
合格後
合格後は封筒で書類が送られてきますので、
入学金約28万を振り込み、
入学手続きをすれば見事大学院生です。
まとめ
どうだったでしょうか?
大学院は大学に比べれば入るのがずっと簡単です。
また授業もそれほど大変ではありません。
もし行きたいという気持ちがあれば
後悔のない人生になるよう行ってみるべきだと僕は思います。