訪問看護師に求められる3つの力

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近年在宅ケアの対象者は増加しており、在宅ケアの一翼を担う存在として訪問看護があります。

訪問看護ステーションで働く専門職の人数も増えており、平成26年時点で5万人を上回っています。(参照)

訪問看護では利用者の自宅でケアを行うことが多く、そのため病院では働くのとは違った「力」が必要とされると思われます。

今回は訪問看護師に求められると思われる3つの力を紹介していきます。

訪問看護師に求められる3つの力新しいことを学び、習得していく力

在宅ケアが進むにつれて、新たな機器が目まぐるしい勢いで開発されています。しかし、新しい機器ですから、いくら臨床経験があるといっても使い方が必ず分かるとは限りません。むしろ分からないことが多いです。

しかし、そのような機器の取り扱い方も訪問看護師は学び、利用者様により適した方法を提案していく必要があります。また、自分が働いていた分野とは違った分野の利用者も対応することが多々あります。そのため、その都度学習を行うことが必要となってきます。

訪問看護師として働いていくためには、日々の研鑽が不可欠と言えるでしょう。

訪問看護師に求められる3つの力②人に分かりやすく教える力

 訪問看護では利用者だけでなく、家族とも関わる機会が多いです。ある調査1)によると、訪問件数の75%において家族と関わっているそうです。また、訪問看護はわずかな時間しか利用者と関わることができません。そのため家族に必要な介護技術を伝え、介護能力を向上させることが不可欠です。

 

そのためには家族にとっても理解できるように分かりやすい言葉で、時には資料も作成し、指導しなければなりません。もちろん病棟でも家族指導は行われます。しかし、自宅においては、利用者の状態が変化したり、新しい機器が導入されたりするたびに指導していく必要があります。そのため「人に分かりやすく教える力」は病棟以上に必要とされると思います。

<参考文献>

1)小林ら:訪問看護婦による家族支援の確立を目指して、コミュニティケア、2002

訪問看護師に求められる3つの力③ストレスをうまく処理する力

2006年のがん対策基本法施行後、住み慣れた在宅で療養できるように在宅ホスピスが進められています。そのため訪問看護では、患者の死に向き合うこともしばしばあります。在宅ホスピスに携わる看護師は、自分の判断や能力に自信が持てなかったり、家族に対する言葉の選択に神経質になったりして、多くのストレスを感じているようです2)。

訪問看護師は患者の死と向き合いながらも、自分のストレスを上手に対処する力が必要と言えます。

<参考文献>

2)森本ら:在宅ホスピスケアにおける訪問看護師のストレスと対処、京都大学大学院医学研究科紀要、2014

訪問看護師に求められる3つの力 まとめ

今回訪問看護師に求められる3つの力として、

 

・新しいことを学び、習得していく力

・人に分かりやすく教える力

・ストレスをうまく処理する力

 

の3つを挙げさせて頂きました。

 

これらはどの仕事においても必要かもしれませんが、訪問看護においては特に必要かなあと思います。「人に分かりやすく教える力」、「ストレスをうまく処理する力」については、努力次第で大きく伸びると思うので、自分も自己研鑽で身につけていきたいと思いました。

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