家族が今日から出来る!認知症患者の物盗られ妄想への対応5選

認知症 物盗られ妄想 作業療法

こんにちは作業療法士のふるむらです。認知症の方に、よく見られるのが物盗られ妄想です。認知症患者を介護している多くの方が、ご経験されているのではないでしょうか?

 

この物盗られ妄想どのように対応されていますか?中々対応に困りますよね。そこで今日はよりよい対応方法について5つご紹介します。どなたでも意識次第で今日から出来ます。参考にしていただければ幸いです。

認知症の物盗られ妄想とは?

認知症

物盗られ妄想は認知症患者によく見られる妄想です。具体的には「財布が盗られた」「洗濯物が盗まれた」などと、自分の所有物を誰かに盗られたと心から信じ込みます。

 

実際にはそのような事実はなく、よく探せば出てくることも多いです。しかし、患者本人は本気で誰かに盗られたと信じ込み、それを修正することは困難です。

認知症の物取られ妄想の対応方法 5選

否定しないようにしましょう

認知症患者にとっては、「物を盗られた」というのが現実であり、それを否定しても自尊心を傷つけたり、興奮させたりしてしまいます。

 

そのため、強引に否定せず、落ち着いて対応するようにしましょう。しかし、肯定すると妄想を強めてしまうため、「そうなんだね」くらいに冷静に返答しましょう。

一緒に探しましょう

物を盗られたという事実がなくても、物がその場にないというのは事実です。誰でも大切な物が近くにないというのは不安です。そのため親身に一緒に探すようにしましょう。それだけでも落ち着くことがあります。

 

また、意外と近くにあったり、よく置き忘れる場所にあったりすることも多いです。介護者の誰かが預かっている場合もありますので、確認を取ることも大切です。

話題を転換しましょう

探しても見つからない、処分したものと分かっているときは話題を変えるようにしましょう。

 

お茶やお菓子で一呼吸置くことで、気分も落ち着き、妄想から解放されることもあります。

代わりのものを渡しましょう

どうしても落ち着かないときは、代わりのものを渡すようにしましょう。よく無くす物の代わりは、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。

保管する場所を決めましょう

保管場所が一定でないと、どこに置いたか分からなくなり、妄想の引き金となってしまいます。そこで保管場所を一定にすることで、安心感にもつながります。

 

しかし保管場所を忘れることもあるので「財布は◯◯にあります」といった張り紙を、何枚か部屋に貼ると安心感に繋がるでしょう。

まとめ

今回は物盗られ妄想への対応についてご紹介しました。私たちは誰しもが過去の経験と記憶を持って生きています。それがある日、物の場所が分からなくなったり、最近の記憶が無くなったりしたら不安ですよね。もしかしたら、妄想はそんな不安を抑えるための、自己防衛手段なのかもしれません。そのようなことを踏まえ、認知症患者の自尊心を損なわないような支援が必要であると考えます。

タイトルとURLをコピーしました